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世界一薬を飲んでいるのに先進国で日本だけガン患者が増えている理由

生きているうちは最後まで健康でいたいですよね。でも,そのためには身体のことをある程度知っていないと、どうすることも出来ずに結局薬の選択肢しかなくなって、副作用でさらに薬が増えて、ついには大きな病気になるという悪循環から抜け出せないのではないでしょうか。

人生経験は大人の方が豊富です。しかし、こと健康のこととなると大人と子どもで知識の差はないですよね。そういう意味では大人が子どもに教えられない訳です。なので少しでも知ってもらえたらいいなと思って書いています。

ここ最近は自律神経につて書いていますが、健康を維持する上で実は最も大切なことだから取り上げています。まず、自律神経はほぼ全身の細胞をコントロールしていて、心身のストレスはまず最初に自律神経が反応しているのです。そしてホルモンや免疫機能まで影響していますので健康維持や逆に大きな病気の原因にもなっているすごい大事な機能なのです。

自律神経は心身の負荷つまりストレスによって反応しますがここでストレスにはどんなものがあるかご紹介しておきます。

まず社会的ストレスがあります。職場での移動や転勤、引っ越し、結婚、離婚、など生活環境の変化です。

心理的なストレスもあります。不安、不満、心配、怒り、恨み、憎しみ、劣等感、罪悪感、嫉妬はもちろんのこと、優越感もストレスになります。

その他には、タバコ、食事の量、食事の質、排気ガス、ホコリ、臭気、細菌、ウイルス、カビ、温度、気圧、湿度、光、音などすべてストレスの原因となり得る訳です。

さらに、一生の中でどんなことがストレスになっているのかを挙げておきます。ストレスの度合いが高いのは、配偶者、親、子ども、家族との死別が一番ストレス度が高いです。夫婦の別居、家族のケガや病気、リストラ、借金、人間関係のトラブル、など様々ですが、嫌なことだけがストレスという訳ではないんです。

例えば、出産、家を新築する、昇進する、などのおめでたいこともストレスになるのです。なんと、長期休暇もストレスになるのです。結婚に至っては人生のストレスベスト10にはいるでしょう。ストレスは日常の変化によっても起きているのです。また、より多く,より高く、より遠く、より早く、へという上昇志向が強すぎる人や、完璧手技の人は、家族のことや仕事のことなど、自分ではストレスと感じていなくても、身体を休めることをしないと危険です。

ストレスがかかると自律神経はがんばるために、ストレスに耐えるために、いろいろな働きをしてくれます。ストレスって身体の危機を感じて対応するので、消化活動を休んで、すぐに緊急時に動けるように心拍数を上げたり、やる気ホルモンのアドレナリンを出したり、筋肉に血液を集めて動けるようにするために血糖値を上げたり、とにかく身体はストレスに対して守るように、対応出来るように働いてくれるのです。

しかし、それがあまりにも習慣化してつづいてしまうと,血圧が上がる、動悸がする、食欲が低下する、体温が下がる、疲れやすくなる、さらに無理がつづくと眠れなくなり、粘膜や組織に障害が起き、病気が発生するのです。つまり、病気の多くはストレスが長くつづくことにより交感神経の過緊張が持続するうちになってしまうものなのです。

それだけではありません。交感神経の過緊張がつづくとリンパ球が厳守して免疫力が低下して病気になるのですが、そうならないように自分を守ろうとする反応が起こります。それをしてくれるのが副交感神経の方です。すごいですよね。ちゃんと病気から守るように働いてくれるのですが、これも過剰になりすぎるとだるくてやる気が起きなくなったり、気分もふさぎこんでしまいます。さらに、下がってしまった免疫を上げるためにアトピーやアレルギー、痛み、腫れ、発熱、咳、下痢、吐き気などもみんなこの副交感神経の過剰反応によるものなのです。つまり、つらい痛みや熱も身体を守ろうとして起きる反応なのです。

でも、知らなければ少しでも痛みや炎症があれば大変だ、異常事態だと思いますよね。早くなんとかしなくてはと薬を飲もうとしがちですが、これについて少し説明します。

痛みや炎症は血流を戻そうとする反応の結果起きているのですが、薬はそれを止めます。消炎鎮痛剤やステロイドなども一時的に使用するならばさほど影響はないのですが、長期間使用すると血流を抑制し続けて炎症や痛みを抑えますから、交感神経が優位になり、白血球の一種である顆粒球を増やして活性酸素を発生させます。活性酸素をが増えるほど、細胞を傷つけ破壊します。リンパ球も減り続けて免疫力も低下していく訳です。その結果、胃痛や腰痛、関節痛などの原因になり、身体も冷やしてしまうことになるのです。

長期間薬を使用すると、交感神経緊張症状がで始め、高血圧や糖尿病、心臓病、不眠症、ガン、脳卒中を誘発することになります。さらに、薬で誘発されて発症した高血圧のために降圧剤を飲むことになると、降圧剤にも同じように副作用が発生し、緑内障や腎臓病、認知症を誘発してしまうのです。睡眠導入剤も交感神経を極端に興奮させて,神経の伝達物質を遮断し,気を失わせることで眠りにつかせているのです。だからずっと薬を使っているうちに交感神経が益々興奮して今飲んでいる薬が聞かなくなり、もっと強い薬になっていくのです。病気を治したくて飲み始めた薬なのに、何とも残念な結果を生んでしまうのです。

体調不良を抱えたご年配の方が、山のように薬が入った袋を抱え、一生飲み続けているのが現状です。そういう方も最初からいくつもの体調不良があった訳ではなかったはずです。

要するに、薬に頼るばかりの意識が、病人を増やし、寝たきりを増やしているのです。薬以外の方法が世界的にはたくさんあるのも関わらず、日本は知らなすぎるのです。誤解のないようにいっておきますが、現代医学を否定するのではありません。ただあまりにも薬以外の方が良いケースをご存じない方が多いのでお伝えしたいと思うだけなのです。

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