近年たばこをやめる人は多くなりましたね。健康のことを考えてのことだと思います。しかし、それ以上に健康を害する砂糖については意識が低いように思います。今や砂糖が入っていないものを探す方が難しいですし、砂糖の過剰摂取によって実はタバコより毒になっていることを知らない人が多い気がします。
1960年代、70年代は男性の喫煙率は90%弱ともいわれていました。
電車、バス、飛行機、オフィス、家、車、飲食のお店、至る所でモクモクでした。
そんなにもメジャーだった喫煙がいまやどこでも禁煙スペースになっています。
今後、日本は年金だけでは生活が出来なくなります。
そう考えるといかに健康で長く仕事ができるかが人生の重要なポイントになっていきます。
それを考えれば禁煙は大変いいことだと思います。
では、何故以前は喫煙率が高かったのかというと、今ほど喫煙が健康に影響するという情報が浸透していなかったからといえるのではないでしょうか。
でもね、そんなタバコよりも健康に悪影響があるのに、まだ情報が浸透していない食べものが砂糖なんです。
砂糖を抜くだけで、こんな変化がおきます。
1、肌がきれいになる。
老化の原因に糖化というものがあります。砂糖は当然、糖化を促進させて老化を早めてしまいます。糖化はコラーゲンをぼろぼろにしてしまうので、肌のしわ、たるみ、敏感肌の原因になります。
日本人の1日の砂糖の摂取量の平均が63g。
適量は20gです。
そうです。取り過ぎなんです。
ちなみに缶コーラに含まれる砂糖の量は39gもあるんですよ。
甘いものを取りすぎると、体内のビタミン、ミネラル不足を生み、ホルモンにも影響しますので顔や背中のニキビなんかの原因にもなっているんです。これも改善しますよ。
2、性格が変わった
イライラしなくなり、やる気がでる、めんどくさがらなくなる、集中力が高くなる。
実際に砂糖を控えた人はこんなに性格まで変わると実感している人が多いです。
甘いものを多く取りすぎると自律神経が乱れやすくなるため、やる気や集中力が出ないんです。また、急に血糖値が上がりすぎるためカラダはそれを下げようとしますので低血糖になります。血糖値が乱高下してキレやすくなるんです。
3、眼が良くなった、ぱっちりした、疲れなくなった
糖化はコラーゲンをダメにするといいましたが、コラーゲンは肌だけではないんですよ、血管もコラーゲンですから眼には細い血管が多いので影響するんです。糖尿病で失明するのはそういうことなんです。
4、アレルギーが改善した
花粉症やぜんそくやアトピーが改善したという人が多いです。
甘いものは自律神経や免疫にも影響します。アレルギーは甘いものが過剰になると悪化してしまいます。これもカラダを守る反応なのですが免疫が過剰になりすぎる訳です。
5、肩こり、冷え性が改善した
甘いものは血液を酸化させ赤血球や細胞を破壊します。血液がドロドロになる訳ですから、当然肩こりや冷え性になりますよね。
6、生理痛、PMSが改善した
甘いものの過剰はホルモンバランスを乱しますので生殖異常が出やすくなります。
砂糖が原因で以上が起きている人が多いのも事実です。こういう人は砂糖を控えるだけで症状が改善してしまいます。
7、歯が丈夫になった
歯医者に行くと虫歯予防に歯磨きの指導や歯垢がよくないといわれますが、昔は歯ブラシもなかったし、歯垢も取らなかったですよね。途上国の人は未だにそうです。裸族といわれている人たちも歯磨きしない、歯垢も取りません。しかし、虫歯なんてないんです。何故かというと、昔の人も裸族も砂糖みたいな極端な甘すぎるものを食べていないからです。自然界には砂糖みたいに極端な甘いものは存在しません。
ではなぜ砂糖のとりすぎはそんなに身体に悪いのでしょうか?
これ美味しいと思うものには大体砂糖がたくさん入っています。砂糖の入っていない食品を探すほうが大変なくらいです。
砂糖のとり過ぎは体内の正常な機能を保つために必要なビタミン、カルシウム、ミネラル不足を招いてしまいます。さらに血液を酸化させ、赤血球や細胞を崩壊させますので、全身病、細胞病としてアトピーなどアレルギーはもちろん、肩こり、冷え性、むくみ、静脈瘤、頭痛、偏頭痛、貧血、うつ、便秘、胃潰瘍、糖尿病、虫歯、心臓機能低下、肥満、子宮異常などもそうだし、恐ろしい難病と言われるようなもののほとんどが、砂糖病から起こるのです。
タバコはやめたけど、甘いものはついつい食べてしまうという人がとても多いんですが、
タバコより身体に毒だということを理解すれば、少なくとも控えることは出来ますし、しようと思いますよね。