1.起業って実は誰でもできる?
病院や法律事務所など国家資格がないと仕事にできない職業で無い限り
起業すること自体はとても簡単なことです。
例えば個人事業主で独立したい場合は開業届けを提出するだけ。
株式会社や合同会社などの法人を設立する場合でも必要書類を法務局で手続きするだけで大丈夫です。
本当に大変なのはここからなのです。
続かなかったり、自分の目的が叶わない経営では意味がないのです。
では起業するためにどんな準備と心構えが必要なのでしょうか?
参考になると思うものを取り入れてご自身の起業に活かしていただけたらと思います。
①自分の価値観について考えてみる。
あなたは何者なのか?
まず自分の価値観について掘り下げて考えてみてください。
「仕事は何のために行うのか」を考えることで、その答えを導くことができるでしょう。
多くの収入を得るためなのか、それとも家族が笑顔でいられるためなのか、まさに価値観によって違う答えが導き出されます。
自分は何のために生きているのか?
何故起業をするのか?
何故他の方法でないといけないのか?
どの程度そのことをやりたいと思っているのか?
人生で何を大切にしたいのか?
自分の人生の目的は何だろうか?
是非、徹底的に考えてみてください。
自分で納得して、自分に合った起業でないと、すぐに綻びがでてくるでしょう
人任せは駄目なのです。
価値観が違っているまま起業したところで絶対に上手くいかないでしょう。
まずは自分自身のことを知ることから起業ははじまるわけです。
②「何をするか」を明確にする
価値観を考え、しっかりと自分にあった起業のイメージが固まったら、「何をするのか」を決めていくことになります。
何をするか?
この問いに今出来るスキルを使って出来る事から始めるというのはどうでしょうか?
その上でもうひとつ「誰の何の問題を解決したいのか?」を付け加えて下さい。
お客様の観点から、お客様が今抱えている課題にフォーカスをして、その課題解決を考えてみましょう。
自分のできることが商品であり・サービスである。
これは間違いではありませんが、お客様をないがしろにした自己満足型の商品・サービスでは意味がありません。
そのため徹底的にお客様の目線で商品・サービスを考えるべきです。
③起業する前に準備すること?
準備することは山ほどあるでしょう。
今置かれている環境によっても人それぞれで言い出したら、キリがありません。
準備しても足りないことに気が付いて不安になる、その繰り返しかもしれません。
不安になったら初心に戻ってください。
なぜ「起業したいのか?」
経営手腕に長けた起業家に相談したり、そのマインドや覚悟を学ぶのも必要だと思います。
人は環境に大きく影響されます。
良い刺激をたくさん受ける為にも結果を出している起業家と一緒に、たくさんの時間を過ごすようにしてください。
起業したあとは、圧倒的にたくさんのやらなければいけないことが降りかかってきます。
ただし、まずは売上を立てることがほとんどの起業家にとっては最優先になります。
なぜならば、売上がない限り事業を続けることができないからです。
時間は有限で、その使い方次第で未来を大きく左右します。
起業家自身が何に時間を使わないといけないのか?
その優先順位を間違えないようにしましょう。
2.起業のハードルって高い?
起業はもっと身近にあるものです。
しかし現実はそうではありません。
ひとにぎりのすごい人、優秀な人がやっていること。
そんなイメージが出来上がっています。
もちろん覚悟も決心も必要ですが、これからの時代は起業に対するハードルがもっともっと下がっていくと思います。
多くの企業家が目指す景色を知らないままで終わるには勿体ないじゃないですか。