人間は本来腰痛にはならない
皆さんは病院に行く理由の１位はどんな症状か分かりますか？１位は風邪です。これは先進国でのなかでは大変珍しいケースです。では２位はなんだと思いますか？２位は腰痛です。それだけ多い腰痛ですが、歳を取れば仕方がないと思っていませんか？
病院でレントゲンを撮って歳だから仕方がありませんねなんていわれると、薬で、だましだましうまくつき合っていくしかないかと思ってしまいますよね。しかし、人間は本来腰痛にはならないように出来ているのです。
人間のカラダは腰痛にならないようになっている
元々腰痛なんてなかったですよね。人間のカラダは腰痛にならないような構造に作られているのです。例えば、背骨。これは首や腰の部分が頭や上半身全体の重さに耐えられるようにアーチになっているのです。
これがクッションの役目を果たしているわけです。その背骨の中を脳からの大事な神経が通っています。大事な神経を通すと言うことは背骨がいかに重要で丈夫に出来ているか分かりますよね。そしてその周りに筋肉がついていてカラダを動かすことが出来るのです。
極限までがんばってはいけない！
人体のことを学べば学ぶほど実に良く出来ていて、人間の科学等では到底作ることが出来ないわけです。そんなに完璧に出来ているのですが、この完璧な構造を壊すよううなことを繰り返し何十年も繰り返されたらどうでしょうか？
どれだけ完璧に出来ていても正しく機能しなくなれば痛みや不具合が出て当然ではないでしょうか。例えば、プロスポーツの競技選手などはある特定の記録を出すために極限まで無理をして練習したりトレーニングをする訳ですので、ケガは多くなる訳です。では普通に生活をしている場合はどうでしょう。
姿勢を毎日意識してください
この場合は、まず考えなくてはいけないのが、姿勢です。毎日どんな姿勢でデスクワークをしているか、どんな姿勢でテレビやスマホをみているのか、どんな姿勢で車を運転しているのか、どんな姿勢で仕事や趣味や家事をしているのか、どんな姿勢で歩いているのかです。意識したことありますか？
腰痛になると病院に行ってレントゲンを撮りますが、骨を診ていますよね。骨に異常がなければよしとされる訳ですが、痛みの原因の８割以上は骨ではありません。
では何が原因かですが、姿勢が悪くなると言うことは筋肉が延ばされて細くなります。その状態で負荷が掛かれば損傷しやすくなるのです。例えば、頭の一が常に前にある人は首の後ろの筋肉が延ばされて負荷が大きく掛かる訳です。
腰も同じように骨盤が寝ている人はデスクワーク時も腰を丸めてしまっているため、腰の筋肉が細く延ばされた状態で負荷が掛かるために痛みやすくなる訳です。こういうことがくせになれば無意識にどんなときもその崩れた姿勢になりますので、いずれ痛みになるのは当然と言えるのです。
姿勢が悪いのは良くないとは分かっていても自分ではどうすれば良いか分からないものです。例えばバレリなのように美しい姿勢がよいかというとそうではないのです。あれは極端にそりすぎてしまっているので正しい構造ではないのです。では、姿勢が良いとはどういうことかと言うと、頭がまっすぐ肩に乗っていることと骨盤が立っていることの２点が大事なポイントです。
また、いくら姿勢に注意しても腰痛になる人もいます。それは、神経をリラックスできない人です。好きなことでも集中してやりすぎていたり、仕事時間が多すぎたり、いつもリラックスできていない状態が続けば血流が悪くなるために腰痛になるのです。
