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血糖値について知っておかないと危険!若くても糖尿病になってずっと薬か合併症

よく耳にする「血糖値」って何?

私たちは、食事で糖質(炭水化物)を摂っています。糖質はご飯やパン、麺類、果物などに含まれていて、これが体内でブドウ糖となり、日々の活動エネルギーとして使われます。この時、血液中にどれくらい糖が含まれているか、示す数値が血糖値。当然、食後は血糖値が高くなりますが、健康であれば、やがて血糖値は正常に戻ります。

しかし、中にはいつまでも血糖値が高いままになってしまう人もいます。実は、これがとても危険な状態なのです。

血液中に糖が多いと、血管に障害が出やすくなります。その結果、血管の壁が壊れやすくなったり、血管が詰まったり、破裂したりすることもあります。また、内臓や脳機能、血圧にも大きな影響を与えることも少なくありません。       引用:大正製薬ホームページ

病院で糖尿病といわれて、薬では抑えるだけで根治しないと告げられた友人がいます。

糖尿病は年齢が60代くらいになって、太っている人がなると思っている人が多いようですが、実は年齢に関係なく、痩せていてもなります。食べ物、飲み物、運動、ストレス、働き過ぎなどいろいろな原因によってなる訳です。

糖尿病は血糖値が下がらずに簡単に言うと糖の濃度が高くなってしまった血液が流れ続けるわけですので、細胞が砂糖漬けになり機能しなくなってしまう怖い病気です。

糖尿病には主要な病型は2つのタイプにわけられます

糖尿病には生まれつきインスリンが作られない病気の1型と生活によって発症するⅡ型がありますが、今回とりあげるのはⅡ型です。

生活習慣で改善が可能だからです。友人は、食生活はものすごく気をつけていたのです。奥様の手作りのお弁当を持参して、夜も家で食べているとのことでした。

しかし、休みがなく働いているということで、友人の場合、そのことが病気に影響していることは間違いありません。

病院では薬と食事指導は受けたそうですが、そのことは注意されなかったそうです。

糖尿病は食事以外にも無理をすることでも起こるのです。身体はがんばるために,がんばれるように、その負荷に耐えれるように、様々な組織や器官でエネルギーの需要が増えるため、細胞内でさらにエネルギ−産生を行うための燃料がもっと供給出来るよう利用可能なグルコースがもっと必要になるわけです。

だから、寝不足など負荷がかかる状況ではコルチゾールというホルモンが血糖値を上昇させることで対応しているわけです。また,コルチゾールは強力な抗炎症物質でもあります。過度の赤みや腫れがある時には、がんばりすぎてコルチゾールが減少してしまっていると考られます。

もちろん食生活も甘いものを摂る習慣があれば血糖値が急速的に上がるため、インスリンが過剰に分泌されて今度は血糖値を突然下げるため、低血糖の症状が起こり、また甘いものに対する欲求がさらに強くなるのです。

さらに、砂糖と精白粉は栄養素のないカロリーであり,その代謝の際には、既に枯渇した状態に有る身体回復・維持に必要なビタミンやミネラルがさらに失われることになります。

そしてこれらの物質には身体の代謝を乱す作用があるため、食品への強い欲求がさらに高まり、中毒になる可能性があるのです。

先進国の何百万人という人々が精白粉と砂糖を使った製品に病みつきになっています。血糖値を急激に上昇させるとインスリンが過剰に分泌されて今度は血糖値が急速に下げられるというまるでジェットコースターのように血糖値が乱高下した場合、さらに人間の機能というのは回復させようとしてくれますので、下がりきった血糖値を上げようと循環コルチゾールが誘因となって血糖値の低下が補われるのです。通常であれば極端な食生活でも正常化システムが機能してくれるのですが、これが長年にわたりジェットコースターのような血糖値の乱高下が続いた場合さすがに正常に戻す機能が破綻してしまうのです。

なので、食生活だけでも、ストレスや休みがないなどの身体の負担が大きく続いた場合でも糖尿病になる可能性は高いわけです。

ましてや、一般に人はそんなこと考えないですから、多くの場合、甘いもの、清涼飲料水なども摂りながら身体の負荷も大きい生活をしているのではないでしょうか。

だとすれば、血糖値のコントロールをすることはさらに困難になるでしょう。糖尿病はインスリンが使われすぎて正常に働かなくなって起こると言われていますが、そこだけを回復させようとするから治りにくくしているのです。

血糖値は上げるホルモンと下げるホルモンがあります。下げるホルモンがインスリンですので血糖値が上がりっ放しでは常にインスリンが働き続ける訳ですが、問題は急に上げると過剰にインスリンが使われ血糖値を下げるわけだから、急に上げなければ過剰にインスリンは使われることはない訳です。

お腹がすいたら身体を少し動かす!

血糖値を正常化するためにはお腹がすいたら動くことをしていればグルカゴンというホルモンが働いて血糖をコントロールしてくれるようになるので、インスリンの無駄遣いが減っていきます。副腎からでるコルチゾールというホルモンも血糖値を上げる作用があります。

しかし、無理を長年続けているとこれも作用しなくなるのです。その結果、血糖値が下がった時にコルチゾールがでないため血糖値を甘いものでしか上げられなくなるのです。悪循環ですよね。

だから、お腹がすいたら身体を少し動かせばグルカゴンが作用して甘いものを摂らなくても下がった血糖をもとに戻してくれるサイクルが出来るのです。

ちょっとややこしかったですかね。ただ、身体はつながっていますので、インスリンにだけ注目するという一つのことだけをなんとかしようとしても、正常に戻すことは難しい訳です。

ちなみに糖尿病は悪化するまで自覚症状がなく、本当に悪くなると合併症が怖いんです。

合併症としては、血管が動脈硬化になりやすく脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、腎臓病から人工透析、網膜の血管から失明、神経感覚が犯されてしびれや感覚が鈍くなり、痛みを感じなくなり、小さな傷から壊疽を起こし足を切断、骨の骨密度がいくら高くても簡単に骨折しやすくなります。コラーゲンがもろくなるので血管や骨、肌が急速に老化するのです。

血糖値を薬でコントロールしているだけでは健康にはなれません。薬をやめて健康を取り戻したい方、薬を飲めと言われて躊躇している方、気になる人はご相談ください。

日本ライフウェルネス協会

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