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DNA検査よりはるかにすごい!自分の体質を知れば−7kg−10歳

今まで10万人の患者さんを診てきましたが、多くに患者さんは健康状態をカルテに記入する時に薬を飲んでいるのに健康に問題なしというところに◯をするのです。

人間は健康ならば薬を飲む必要がない状態ですよね。薬で抑えていても治っている訳ではないんです。頭痛、腰痛、高血圧、糖尿病、高コレステロール、膝痛、慢性的な消化器の不調、不眠症、頻繁に風邪をひきやすい、など様々な理由で薬を飲んでいる人でも薬によって健康を保っているという勘違いをしていると、薬を飲み続けていても、自分はとりあえず健康だと思っているのでしょう。

薬に副作用も知らずに、飲み続けているだけで根本的に治すどころか、どんどん薬が増えていくわけで、だから、病人が減らないのです。

健康とは、症状を抑えるという考えではなく、そのような病気や症状が出現した原因から解決して始めて根本解決が出来るわけです。同じ症状でも、原因は同じとは限りません、ひとりひとり違いますし、カラダはつながっていますから、原因も多岐に渡っていることが多いのです。

となると、解決方法も多角的に出来ないといけませんので、統合する必要性があったのです。

それにしても、原因が一人一人違うのは何故だと思いますか?例えば、同じ高血圧症でも、食べ物が原因なのか、ストレスなのか、カラダの使い方なのか、人それぞれ違う訳です。ストレスが原因ならいくら減塩をしても意味が無いということです。

原因の違いは、生活習慣の違いもありますが、カラダの個性といいますか、特性が一人一人違うからなんです。それを体質とか気質と言います。いくら、運動が大事、食事も栄養のバランスを考えて野菜中心に、ストレスもためない方がいいとわかっていても具体的に自分には何がいいのか、どうすればいいのか、逆に合わないことは何なのかがわからないから病気が防げないのです。

よかれと思ってジョギングをしたら、膝が痛くなってしまって車いす生活になった。ある人は倒れてしまった、なんて言う話もあるくらいです。

また、同じ環境にいてもストレスと感じる人と、感じない人。カラダを動かすことでスッキリする人、逆に疲れるひともいますよね。健康にとって欠かすことが出来ない食生活も、実は万人にとって良い食材はないのです。健康に良いとされるトマトやキャベツだって合わない人にはあわないのです。それが気質や体質の違いです。

体質や気質というのは、体内の性質や特徴のことです。体内の特徴とは、例えば、消化酵素の種類と量の違いやストレスホルモンをはじめ各種ホルモンの量や神経伝達物質の量の違いで、それが元々一人一人違うため、考え方や性格にまで影響するのです。

タンパク質を分解する酵素が少なければ、高タンパク食などは消化が困難なためカラダに合わないのです。アルコール分解酵素が少ない人はアルコールに弱い、飲めないのと一緒です。

また、カラダが酸性になるとすぐに反応して疲れやすくなる人や、免疫力がそれほど強くない人は激しい運動は向いていないでしょう。ストレスもイライラする人、落ち込む人、切り替えのうまい、下手、引きずる人、過剰に反応する人、たいして動じない人などさまざまですよね。体内の特徴の違いによるものなのでそれぞれ反応も違うのです。つまり体質が違うのです。

もし,自分の体質をわかっていればどう対処すれば良いかがわかるのでカラダの負担が最小限で済みます。食材ひとつ一つも、なにが合うか合わないかは、分解や消化がされやすいかどうかだけではありません。その人に取って合わない食材を食べていると、その食材の中に入っているレクチンというタンパク質が(食材によってレクチンの種類が違う)細胞に反応し、凝集(細胞にくっつくこと)して、個々の細胞の機能を低下させてしまうのです。

腎臓の細胞にくっつけば腎臓の機能が、心臓や肝臓、膵臓、脳などどの細胞にくっついてもそれぞれの臓器、器官の機能が徐々に低下していってしまいます。塵も積もれば山となるです。これも病気の原因の一つになってしまうのです。

人間は脂質や糖質は皆同じなのですが、タンパク質の種類は全員違うのです。食べ物もそれぞれ違う種類のタンパク質を持っているので、その反応,相性があって、合わなければくっついてしまうのです。

合わなければ代謝が落ちてしまい太る原因にも老ける原因にもなってしまいます。もちろん合う食べ物は代謝効率をアップさせて適正体重になりやすいし、細胞が活性化してくるのが、実感出来るでしょう。とにかくカラダが軽くなり,楽になるので、今まで自分が好きなものが仮に合わないとわかっても、ほとんどの人がこんなに軽くなるならといって好きだったものでもあっさりやめてしまうほどです。

高齢化に伴い、病人が増え続けています。しかも,その大半は、生活習慣が原因で起こる生活習慣病(ガンも心臓病も脳卒中も糖尿病も腎臓病も高血圧症も)です。にもかかわらず、自分は具体的に非常で何をすれば良いのかを誰もわかっていないのが問題です。それでは病人は増え続ける一方です。

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